TL;DR
Mrs. GREEN APPLEの新曲「Brand New」が、2026年7月31日に日米同時公開される映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の日本版主題歌に決定。マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが日本のファン向け動画で直々に発表した。ボーカルの大森元貴が作詞作曲を手掛け、日本語吹き替え版のエンドクレジットに使用される。今年2月にはメンバーがロサンゼルスのソニースタジオを訪問し、ファイギやプロデューサーのエイミー・パスカルと対面して楽曲制作を進めた。
ファイギ社長が直々に発表 - 7月3日の特別映像
2026年7月3日、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが日本のファン向けに動画メッセージを公開。そこでMrs. GREEN APPLEが日本版主題歌を担当することを正式に発表した。
映像にはファイギに加え、監督のデスティン・ダニエル・クレットン、Mrs. GREEN APPLEの3人が登場。メンバーがロサンゼルスのソニー・ピクチャーズスタジオを訪問し、製作陣と対面した模様が収められている。
ファイギは動画の中で、「彼らは私の一押しのバンドです!」「LAや東京でじっくり語り合い、スパイダーマンへの愛と情熱を感じました。新曲への想いが伝わってきて本当に光栄に思います」とコメント。大森から送られてきた楽曲を聴き、「皆さんに聴いてもらうのが待ち遠しいです」と熱弁した。
大森元貴が書き下ろした「Brand New」の全貌
主題歌「Brand New」は、Mrs. GREEN APPLEのボーカル・ギター担当大森元貴が本作のために書き下ろした楽曲。日本語吹き替え版のエンドクレジットで使用される。
歌詞のモチーフ - 「I love you の先へ」
大森は、スパイダーマンが糸を放出する際のポーズに着目。このポーズの向きを変えると、世界共通で「I LOVE YOU」を伝えるハンドサインになることに気づき、サビの冒頭に「I love you の先へ」というフレーズを盛り込んだ。
楽曲のテーマ - 孤独な「親愛なる隣人」
前作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で愛する人たちの記憶から自らの存在を消したピーター・パーカー。孤独の中でも”親愛なる隣人”として戦い続ける覚悟を象徴する楽曲に仕上がったという。
大森は今回のコラボについて以下のように語った。
いち映画ファンとして、そしてMCUファンとして、日本版主題歌の存在意義を、愛を、しっかりと伝えたいという思いで参加させていただきます。小さい頃から大好きだったスパイダーマンにこうして関われる事とても嬉しく胸がいっぱいです。
デビュー当時からの「スパイダーマン愛」が実現
Mrs. GREEN APPLEはデビュー当時からスパイダーマンの大ファンであることを公言してきた。2023年公開の『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』のジャパンプレミアにも駆け付けている。
今回のコラボは、スパイダーマンの新章開幕とMrs. GREEN APPLEのフェーズ3開幕が同じタイミングで重なったことがきっかけ。長いスパイダーマン愛が結実した形と言える。
ロサンゼルスでの制作ミーティング
楽曲制作にあたり、3人は2026年2月にロサンゼルスのソニー・ピクチャーズスタジオを訪問。以下の人々と対面し、楽曲制作ミーティングを実施した。
| 役職 | 名前 |
|---|---|
| マーベル・スタジオ社長 | ケヴィン・ファイギ |
| スパイダーマンシリーズプロデューサー | エイミー・パスカル |
| マーベル作品音楽監修 | デイヴ・ジョーダン |
ミーティングでは、本作の極秘情報や日本版主題歌の方向性についてのリクエストを直接受けた。さらに監督のクレットンともオンラインミーティングを行い、綿密なディスカッションを重ねて楽曲が完成した。
映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』とは?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公開日 | 2026年7月31日(日米同時公開) |
| 監督 | デスティン・ダニエル・クレットン |
| 主演 | トム・ホランド |
| 出演 | ゼンデイヤ、セイディー・シンク、ジェイコブ・バタロン、ジョン・バーンサル、マーク・ラファロ |
| 製作 | ケヴィン・ファイギ、エイミー・パスカル |
| 日本版主題歌 | Mrs. GREEN APPLE「Brand New」 |
前作『ノー・ウェイ・ホーム』から4年後が舞台。すべての人々の記憶から自分の存在を消したピーター・パーカーが、DNAの突然変異による身体的変化と、街で頻発する不可解な犯罪に立ち向かう。「見えない敵」の脅威と試練が描かれる。
トレイラーは3月に worldwide プレミアされ、4日間で1億回以上再生された。
SNSの反応 - 賛否両論
発表後、SNSでは活発な意見が交わされている。
肯定的な声: 「意外なコラボ!」「スパイダーマンとミセスの世界観がどう融合するのか楽しみ」「ファイギが一番好きなバンドってすごい」
批判的な声: 「ミセスが悪いわけではない」「誰が担当しても洋画に日本版主題歌は合わない」という、日本版主題歌という手法そのものへの議論も見られる。
日本版主題歌は2000年代から恒例の企画だが、近年は海外ドラマや映画のテーマソングとしてJ-POPアーティストが起用されるケースが増加。BTSのARIRANGワールドツアーやJanet Jackson×BE:FIRSTコラボなど、J-POPの海外進出は加速中だ。
「日本版主題歌」とは?- 歴史と意義
日本の映画配給では、洋画の主題歌に国内アーティストを起用する「日本版主題歌」の伝統がある。代表例をまとめると以下の通り。
| 映画 | 日本版主題歌アーティスト | 年 |
|---|---|---|
| フローズン | 宇多田ヒカル「レッツ・イット・ゴー」 | 2014 |
| ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー | 荒井由実「ひこうき雲」 | 2014 |
| ワンダーウーマン | アイリーン | 2017 |
| ジュラシック・ワールド | 福山雅治 | 2015 |
| アベンジャーズ/エンドゲーム | ONE OK ROCK | 2019 |
Mrs. GREEN APPLEの本次起用は、日本レコード大賞3連覇を成し遂げ、世界アーティストランキング13位(2025年時点)に輝くトップアーティストとしての實力が背景にある。
FAQ - よくある質問
「Brand New」はいつ聞ける?
楽曲の詳細(発売日、配信日)は近日公開予定。映画は2026年7月31日に日米同時公開され、日本語吹き替え版のエンドクレジットで使用される。
日本版主題歌とオリジナル主題歌の違いは?
日本版主題歌は、映画のエンドクレジット(またはオープニング)に日本国内のみで使用される楽曲。オリジナルの主題歌(劇伴やテーマ曲)とは別物。海外版では異なるエンドクレジット曲が使われる場合がある。
大森元貴以外のメンバーは?
Mrs. GREEN APPLEは3人組バンド。大森元貴(ボーカル・ギター)、若井滉斗(ギター)、藤澤涼架(キーボード)で構成。大森が作詞作曲を手掛けた。
ファイギはなぜMrs. GREEN APPLEを選んだ?
ファイギ自身が「私の一押しのバンド」と語るほど熱烈なファン。LAと東京でメンバーと語り合い、スパイダーマンへの愛と情熱を感じたことが起用の理由。
この曲は映画のどこで流れる?
日本語吹き替え版のエンドクレジット。劇中の劇伴(BGM)ではなく、クレジットロール中に流れる書き下ろし楽曲。
Sources
- まんたんWEB - Mrs. GREEN APPLE「スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ」日本版主題歌を担当
- リアルサウンド - Mrs. GREEN APPLE、新曲「Brand New」が映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』日本版主題歌に
- シネマトゥデイ - Mrs. GREEN APPLE『スパイダーマン:BND』日本版主題歌に決定!マーベル社長らと会議重ねて楽曲制作
- ORICON NEWS - Mrs. GREEN APPLE、『スパイダーマン』最新作の日本版主題歌に決定
- The Direct - Kevin Feige Confirms Spider-Man: Brand New Day Will Have A Different End Credits Overseas