TL;DR
2026年7月25日夜、ライブ配信プラットフォーム「Kick」の配信者「愛之助」が、東京ディズニーシーの閉園後に園内に隠れて生配信を続けた。キャストに発見された後、全力で逃走する映像がSNS上で拡散し大炎上。結果、刑事事件にはならなかったもののオリエンタルランド全施設からの出禁とKick運営からの警告を受けた。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事件日 | 2026年7月25日(土)夜 |
| 場所 | 東京ディズニーシー |
| 配信者 | 愛之助(X: @gx_nse) |
| 配信プラットフォーム | Kick |
| 結果 | 確保・Kick警告・オリエンタルランド出禁 |
| 刑事事件 | なし |
| SNS反応 | 大炎上、「Kick自体を禁止しろ」の声も |
ディズニーシー閉園後に何が起きたか
2026年7月25日の夜、東京ディズニーシーが閉園した後、Kick配信者の愛之助が園内に残り、生配信を開始した。
閉園後の無人テーマパークを移動しながら配信を続け、その異常な状況をリアルタイムで多くの視聴者が目撃した。しかし、園内の警備員(キャスト)に発見され、声をかけられた愛之助はそのまま全力で逃走した。
逃走する映像はそのまま生配信され、X(旧Twitter)上で瞬く間に拡散。「閉園後のディズニーでキャストに追いかけられて逃げる」という衝撃的な映像は、多くのメディアにも取り上げられた。
| タイムライン | 内容 |
|---|---|
| 7月25日 夜 | ディズニーシー閉園後、園内に隠れる |
| 7月25日 夜 | Kickで生配信を開始 |
| 7月25日 深夜 | キャストに発見される |
| 7月25日 深夜 | 全力で逃走(映像が拡散) |
| 7月26日 | 確保(確保されたことが判明) |
| 7月26日 | Kick運営から警告 |
| 7月26日 | オリエンタルランド全施設出禁 |
愛之助とは誰か
愛之助は、Kickで活動する配信者だ。X(旧Twitter)アカウントは @gx_nse。這次のディズニーシー事件の前から、迷惑系配信と呼ばれるカテゴリで活動していたとされる。
事件の直前には、横山緑が主催するKickの企画「キッカーズ」のオーディションに参加予定だったことがわかっている。キッカーズは、横山緑がKick上で主宰する配信者発掘プロジェクトで、複数の配信者がチームに分かれて競う形式だ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 活動名 | 愛之助 |
| X(旧Twitter) | @gx_nse |
| 配信プラットフォーム | Kick |
| カテゴリ | 迷惑系配信 |
| キッカーズ参加 | オーディション参加予定だった |
Kick配信プラットフォームの問題
今回の事件で改めて注目されたのが、Kickという配信プラットフォームそのものだ。
Kickはオーストラリアの企業が運営するライブ配信サイトで、日本では2025年頃から急速に認知が広がった。特徴は以下の通りだ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | Kick Pty Ltd(オーストラリア) |
| 母体 | Stake.com(暗号資産カジノ)との関連が指摘される |
| 配信者報酬 | 閲覧数に応じた分配(1回閲覧≒10円とも) |
| 日本での問題 | 迷惑系配信者が多数参入 |
| 規制 | YouTubeやTwitchより緩いとされる |
日本では、「Kick = 犯罪者集団」「Kick自体をサ終(サービス終了)しろ」という過激な批判もSNS上で見られた。YouTubeやTwitchでは規制・BANされるような行為でも、Kickでは警告で済まされるケースが多く、配信者の迷惑行為を助長しているという指摘が根強い。
今回の愛之助事件でも、Kick運営からの処分は警告のみだった。さらに翌7月26日には通常の配信を再開しており、「警告で済むのがおかしい」「Kickは迷惑配信を支援している」という批判が続出。X上では「Kickは日本のサイトからアクセス禁止にすべき」という投稿も拡散した。
横山緑が反応「ディズニーで何やっとんだ迷惑はやめとけ」
今回の事件で特に注目されたのが、Kickで最大級の影響力を持つ配信者・横山緑の反応だ。
横山緑は自身のXアカウントで以下のように投稿した。
ディズニーで何やっとんだ迷惑はやめとけ
愛之助は横山緑の「キッカーズ」オーディションに参加予定だった人物だ。オーディション参加者の这种迷惑行為は、横山緑自身のブランドにとっても大きなダメージとなる。横山緑が即座に距離を置く形で投稿したことは、SNS上で「当然の反応」「緑もvictim」と広く受け入れられた。
SNS反応 - 「 Kick=犯罪者」との批判が殺到
今回の事件に対するSNSの反応は、一様に厳しいものだった。
主な批判の方向性は以下の通りだ。
| 反応パターン | 代表的な声 |
|---|---|
| 愛之助への批判 | 「ただの犯罪やん」「ミッキーが追ってくるんじゃないのかよ」 |
| Kickへの批判 | 「Kick自体をサ終しろ」「犯罪者集団め」「Kickの宣伝になってるからなw」 |
| 配信ビジネスへの批判 | 「kickマネーとか言ってる場合じゃない」「金稼ごうとする奴が絶えない」 |
| 横山緑への同情 | 「オーディション参加者がこれでは緑も困る」 |
特に「閲覧数1=10円」というKickの配信者報酬体系が問題視された。高い閲覧数を稼ぐために過激な行为に走る配信者が後を絶たず、プラットフォーム側が利益相反で規制できない構造的な問題が浮き彫りになった。
刑事事件にはならなかったが
愛之助は最終的に確保され、事件は刑事事件にはならなかった。しかし、以下の处分を受けている。
| 処分内容 | 詳細 |
|---|---|
| オリエンタルランド出禁 | ディズニーランド・ディズニーシー全施設で入園禁止 |
| Kick警告 | 運営からの公式警告(BANではなく警告) |
| キッカーズ参加見送り | 横山緑主催のオーディション参加が事実上困難に |
ディズニーのテーマパークは日本で最も厳格なセキュリティを持つ施設の一つだ。閉園後の園内に残り、配信のために逃走するという行為は、不退去罪や建造物侵入罪に該当する可能性があった。今回の事件が刑事告訴に至らなかったのは、オリエンタルランド側が「慎重に判断した」とされる。
迷惑系配信の構造的な問題
今回の事件は単発の問題ではなく、Kickを中心とした日本の迷惑系配信文化の構造的な問題を浮き彫りにした。
| 問題 | 内容 |
|---|---|
| 報酬体系 | 閲覧数に応じた金銭分配が過激行為を誘発 |
| 規制の甘さ | YouTube/Twitchに比べBAN基準が緩い |
| 海外拠点 | 運営が海外のため日本の法規制が及ばない |
| コンテンツレース | 迷惑行為の映像が二次拡散されさらにリワード |
2026年7月時点でも、Kickではコレコレ、横山緑、ムラマコなど大手配信者が活動中。一方で、愛之助のような過激な行为に走る配信者も後を絶たず、「Kickは日本の配信界に何をもたらすのか」という根本的な議論が改めて求められている。
FAQ
愛之助は逮捕されたのか?
逮捕されていない。 確保されたものの、刑事事件にはならなかった。オリエンタルランド全施設からの出禁とKick運営からの警告を受けた。
Kickとはどんな配信サイトか?
オーストラリア企業が運営するライブ配信プラットフォーム。日本では2025年頃から急速に認知が広がったが、YouTubeやTwitchより規制が緩いため、迷惑系配信者が多数参入している。配信者には閲覧数に応じた金銭分配がある。
横山緑は何と言ったか?
横山緑はXで「ディズニーで何やっとんだ迷惑はやめとけ」と投稿。愛之助は横山緑主催の「キッカーズ」オーディション参加予定だった。
ディズニーで生配信は禁止されているか?
東京ディズニーリゾートの公式ルールでは、商業目的の撮影・配信は禁止されている。個人での撮影は一部許可されているが、閉園後の園内に残ることは立入禁止区域への侵入に該当する。
Kickで愛之助の配信は見られるか?
事件後にKick運営から警告を受けたが、完全BANには至っていないとされる。翌7月26日には通常の配信を再開しており、「警告で済むのがおかしい」という批判が続出した。
今後、同様の事件は起きるのか?
Kickの報酬体系と規制の甘さが続く限り、過激な行为に走る配信者はなくならないと指摘されている。プラットフォーム側の責任と日本の法規制のあり方が問われている。