**2026年8月16日ごろ、フードデリバリー「ロケットナウ(Rocket Now)」の配達員が、客に届ける途中の商品を勝手に食べているように見える動画がX(旧Twitter)で拡散し、炎上した。**運営するCP One Japanは17日、公式Xで「動画を認識しており、現在事実関係の確認を進めています」と声明。「仮に配送中の商品を無断で飲食、または窃取する行為があった場合、法令および利用約款に反するものであり、一切容認いたしません」と強い姿勢を示した。

動画は「rocket now 配達中につまみ食い」という文言とともに投稿され、短期間で数万規模のいいねやリポストを集めた。投稿テキストには「青山学院大学」との記述もあるが、人物の氏名や所属が公式に特定された事実は確認されていない。

TL;DR - ロケットナウ つまみ食い騒動の要点

項目内容
発端2026年8月16日ごろ、配送中に商品を食べる配達員の動画がXで拡散
動画の内容配達用の袋から商品を取り出して食べる様子。「rocket now 配達中につまみ食い」と投稿
反応数万規模のいいね・リポスト。「寿司ペロ並み」「損害賠償を」などの声
公式対応8月17日午前11時3分、公式Xで「事実関係を確認中」「一切容認いたしません」と声明
調査状況運営による当該配達員の特定と詳細な調査が続いている
法的リスク事実なら業務上横領罪や窃盗罪、損害賠償責任に発展する可能性

ロケットナウとは

ロケットナウは、韓国最大級のEC企業クーパン(Coupang)の日本法人であるCP One Japanが運営するフードデリバリーサービスだ。2025年1月14日に東京都港区でサービスを開始し、「配送料・サービス料が無料」という価格設定を武器に急成長。開始から約8カ月でアプリのダウンロード数は100万を突破し、2026年6月30日には対応エリアを28道府県規模に一気に拡大した。

クーパンはかつて「クーパンイーツ」として日本市場に参入したが一度撤退。ロケットナウはその再参入として注目を集めており、Uber Eatsや出前館の牙城を崩す新興勢力とみられている。

拡散した動画の内容とSNSの反応

問題の動画は、配達員とみられる人物が配送用の袋から商品を取り出して食べる様子を捉えたものだ。客の自宅に届くまでの間、料理に手を付けているように見える映像に、X上では驚きと怒りの声が相次いだ。まとめサイトの報道では「寿司ペロ並み」「損害賠償を」といった厳しい声や、事実確認と人物特定を求める投稿が目立っていたとされている。

一方で、**動画に映る人物が実際に配送中の商品を食べたことが公式に確定したわけではない。**ロケットナウ公式の説明や主要報道でも、人物の氏名や所属は特定されていない。「青山学院大学の学生」との情報もSNS上で広がっているが、根拠は確認されていない点には注意が必要だ。

公式の声明と利用約款

ロケットナウは2026年8月17日午前11時3分、公式Xで以下のような声明を発表した。

  • 動画を認識しており、現在事実関係の確認を進めている
  • 仮にドライバーが配送中の商品を無断で飲食、または窃取する行為があった場合、法令および利用約款に反する
  • 一切容認いたしません
  • 事実関係が明らかになり次第、関係法令および利用約款に基づき厳正に対処する

ドライバー向け利用約款では、配達に際し「物品の品質と安全性」を確保するため商品を配達バッグや配達ボックスに格納して配送することが求められている。さらに、ドライバーの責任で商品の破損・紛失・盗難が発生した場合は、商品販売価格や関連費用を含む損害の賠償責任が発生する可能性があるほか、窃盗などの犯罪行為があった場合は、是正期間を設けず直ちに契約解除やアプリアクセスの制限措置を取れる規定になっている。

事実ならどのような法的問題になるのか

もし配送中の商品を配達員が無断で食べたことが事実なら、単なるマナー違反では終わらない。考えられる法的リスクを整理する。

罪名・責任根拠法定刑など
業務上横領罪刑法253条(業務上占有する他人の物を横領)10年以下の拘禁刑
窃盗罪刑法235条10年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金
損害賠償責任民法709条(故意・過失による不法行為)商品代金や関連費用など

窃盗罪と業務上横領罪のどちらが成立するかは、誰が商品を所有・占有していたのか、配達員がどのような立場で預かっていたのかなど、具体的な事実関係によって判断される。現時点では警察や司法機関が犯罪の成立を認定したわけではなく、「事実なら法的問題に発展する可能性がある」という段階だ。

それでも、デリバリー業界にとって大きな問題なのは、「注文した料理は本当に店を出た状態のまま届くのか」という利用者の信用が揺らぐことだ。店から客までの間を第三者が運ぶ仕組みは、配達員が商品に手を付けないという前提で成り立っている。一人の行為が、他の配達員や加盟店、サービス全体への不信につながりかねない。

FAQ

Q. ロケットナウの配達員は本当に商品を食べたのか

動画が拡散し、ロケットナウ公式も「事実関係を確認中」と発表しているが、2026年8月19日時点で食べた事実は公式に確定していない。調査結果の公表はまだない。

Q. 「青山学院大学の学生」という情報は本当か

動画の投稿テキストに「by青山学院大学」とあったことからSNSで広がった情報。しかし人物の氏名や所属が公式に特定された事実は確認されておらず、断定はできない。

Q. 配達員が商品を食べるとどのような罪になるのか

配送中の商品を無断で飲食した場合、占有関係によって業務上横領罪(刑法253条)や窃盗罪(刑法235条)が問題になる可能性がある。いずれも10年以下の拘禁刑が定められている重い罪だ。

Q. ロケットナウはどのようなサービスか

韓国のEC大手クーパンの日本法人CP One Japanが運営するフードデリバリー。2025年1月にサービス開始し、配送料・サービス料が無料なのが特徴。2026年6月末時点で28道府県規模に拡大している。

Q. 今回の騒動で利用者ができることはあるか

注文した商品が届いた際に、包装や封印が破れていないかを確認することが基本だ。デリバリー業界では開封すると分かる封印シールの導入など、商品の安全性を可視化する動きへの関心も高まりそうだ。

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