鬼越トマホークの良ちゃんが自身のXでアンジャッシュの渡部建を「渡部建いつまでゴミなんだクソが」と名指しで激しく罵倒した。芸人特有の過激な「ネタ」かと思ったが、事態は深夜の投稿から始まる一連のSNS炎上→事務所のガチ声明→制作会社の謝罪と、想像以上に深刻な展開に。渡部建は7月13日にラジオで初めて全経緯を生説明した。
TL;DR
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 誰が | 鬼越トマホーク・良ちゃん(坂井良多、40)vs アンジャッシュ・渡部建(53) |
| いつ | 2026年7月8日深夜〜7月13日 |
| きっかけ | 渡部のトークライブ告知での鬼越YouTube出演をめぐる行き違い |
| 良ちゃんの投稿 | 「渡部建いつまでゴミなんだクソが」「反省ビジネスの守銭奴」 |
| 人力舎声明 | 7月10日「到底看過できるものではありません」異例の抗議文 |
| 制作会社 | 宮地謙典氏が「すべて私の責任」と謝罪 |
| 渡部の弁明 | 7月13日「ゴミと呼ばれるようなことをしたか?」と反論 |
| 有吉弘行 | 「イジメるのが流行ってるんですか?」と苦言 |
良ちゃんの投稿 - 「渡部建いつまでゴミなんだ」
7月8日深夜の2連発投稿
事件の発端は2026年7月8日深夜。鬼越トマホークの良ちゃん(本名・坂井良多)が自身のX(旧Twitter)アカウントを更新。アンジャッシュの渡部建を名指しで激しく批判した。
「渡部建いつまでゴミなんだクソが」
これが最初の投稿だった。続けて2投稿目では、渡部の名前こそ伏せたものの、事実関係と強い怒りをぶつけた。
「あんな事しといて後輩値踏みできる立場なのかよ マジで気分悪いわ なんであんなゴミに気を使わなきゃいけねえんだよ 反省ビジネスの守銭奴が」
良ちゃんが主張した経緯
良ちゃんによると、事件の経緯はこうだった。
- 渡部が**8月22日にトークライブ「渡部59秒」**を都内で開催予定
- ライブのPRのために渡部側から鬼越のYouTubeチャンネルへの出演を打診
- 良ちゃんは「個人的には受けたいが会社とYouTubeチームと相談して折り返す」と伝えた
- 「宣伝や告知目的だと案件扱いになり受けられない事もある」と説明
- その後渡部側から「出演は難しい」と断られた
- 良ちゃんは「調整したのに急に断られた」と激怒
良ちゃんは、渡部に対して元々不信感を抱いていたと語った。「そもそもゴミが表向き反省して小さな事からコツコツとスタンスで裏ではお高くブランディングしてる事は周知の事実なので信用できない」という深い不信感が背景にあった。
人力舎のガチ声明 - 「看過できない」
7月10日 - 異例の抗議文
渡部建が所属するプロダクション人力舎は7月10日に公式サイトで声明を発表。他社所属の芸人同士のトラブルに事務所がガチ対応するのは極めて異例だった。
声明の核心は以下の通り。
「本件は、渡部及び弊社の関与しないところで、第三者により出演の打診がなされたことに端を発するものであり、渡部本人が出演を希望した事実も、弊社がこれを了承した事実もありません」
つまり、渡部本人は鬼越のYouTube出演を一度も希望していない。すべては**第三者(プロデューサー)**が独自に進めた話だった。
さらに人力舎はこう断言した。
「当該投稿には、事実と異なる内容に加え、渡部の人格を著しく傷つける表現が繰り返し用いられており、弊社としても到底看過できるものではありません」
「看過できない」という表現は、事務所として法的対応も辞さないという強い姿勢を示していた。
なぜ人力舎は「ガチ対応」したのか
通常、芸人同士のトラブルは「ケンカ芸」として笑いに変えるのが業界の暗黙の了解。しかし人力舎が声を大にした理由は、SNS上の拡散規模にあった。
良ちゃんの投稿は拡散され続け、渡部は「事実と異なる」内容でSNS上で攻撃される状況に。人力舎としては、「放置すれば渡部の評判が大きく損なわれる」と判断したと考えられる。
制作会社の謝罪 - 「すべて私の責任」
宮地謙典氏のX投稿
事態を悪化させたのは、イベント制作者の宮地謙典氏(元芸人・放送作家)の存在だった。宮地氏は7月10日に自身のXを更新し、今回の騒動に対する全面的な謝罪を発表した。
「このたび、弊社が制作しておりますアンジャッシュ渡部建トークライブ『渡部59秒』の開催に伴う告知を兼ねた番組出演のご依頼に際し、私の確認不足およびご依頼方法に重大な不手際がありました」
宮地氏は、本来なら「関係各所への十分な確認と適切な手順を踏んだ上」で出演依頼を行うべきだったと認め、すべて自身の責任だと述べた。
宮地氏の行動がもたらした問題
宮地氏の発言から明らかになったのは、この一連のトラブルの根本原因が「確認不足と不適切な依頼方法」にあったこと。
- 渡部本人の了解を得ずに出演打診を進めた
- 事務所同士の確認も経ないまま連絡先を渡した
- 結果として渡部が出演を辞退する羽目に
- 良ちゃんは「渡部が断った」と誤解した
つまり、渡部も良ちゃんも被害者であり、真の問題は中間にいたプロデューサーの不手際だった。
渡部建の生説明 - 「ゴミと呼ばれるようなことをしたか?」
7月13日 - ナイツ ザ・ラジオショー
渡部建は7月13日、ニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」にゲスト出演し、初めて全経緯を生で説明した。
MCのナイツ・塙宣之から「渡部君のXに『大変お騒がせしてます』って書いてあったけど、あれもう6年前の出来事だよね?」と話題を振られると、渡部は即座に否定。
「違うよ!最近のがあるんだよ!5日しかたってないのがあるんだよ!」
ナイツも大爆笑。渡部は「情報が錯綜(さくそう)しているので説明させて」と切り出し、経緯を語った。
「うちのライブのプロデューサーがいろいろ奔走してくれた中で、『鬼越トマホークのYouTubeがいいんじゃないか』と画策してお願いをしたんです。鬼越さん的にはライブの告知になるともしかしたらPR案件になるのかなって、ちょっと確認します、調整しますのやり取りがあって、OKが出ました。そこで話が終わった。ぼくはもちろん何も聞いてなくて」
つまり、渡部はプロデューサーから「鬼越のYouTubeで告知するのはどうか」と聞かれたが、出演の詳細を何も知らされていなかった。その後、渡部は鬼越が他事務所であることと面識がほとんどないことを理由に出演を辞退した。
「取り下げてくれれば怒りもしない。事務所から表明するしかなかった」
渡部は、人力舎が声明を出すに至った経緯について、「取材が杀到して、取り下げてくれればよかったんだけど…とんでもないバズり方をして」と語った。
「ゴミと呼ばれるようなことをしたか?」
渡部はラジオで、良ちゃんの「ゴミ」発言についても直接触れた。
「ゴミと呼ばれるようなことをしたか?」
渡部はこのように問いかけ、自身に落ち度はないと主張。SNS上の誹謗中傷に対しては、「誤解が広がっているので正したかった」と説明した。
有吉弘行の苦言 - 「イジメるのが流行ってるんですか?」
7月12日 - 有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER
この騒動について、お笑い界の大物・有吉弘行もコメント。7月12日に放送されたJFN系ラジオ「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」で、有吉は鬼越・良ちゃんの渡部バッシングに苦言を呈した。
「イジメるのが流行ってるんですか?」
有吉は、渡部が以前の不祥事で一度つまずいたことに対し、後輩がそれを材料にSNSで攻撃するのは業界として問題だと指摘。
さらに、7月14日に千鳥ノブや平成ノブシコブシ吉村らと定期の食事会を予定しており、そこで渡部と鬼越の問題について「聴取」すると語った。
「良かったよ明日で。聞けるから」
有吉は、この騒動が単なるSNSの炎上ではなく、業界全体が向き合うべき問題だと位置づけた。
時系列まとめ
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 7月8日深夜 | 良ちゃんがXで渡部を「ゴミ」と罵倒する投稿を2連発 |
| 7月9日 | 事態がSNSで急拡散、芸能各社が対応に追われる |
| 7月10日 | 人力舎が公式サイトで異例の抗議声明を発表 |
| 7月10日 | 宮地謙典氏が「すべて私の責任」と謝罪投稿 |
| 7月11日 | 渡部がXを更新「大変お騒がせしております」 |
| 7月12日 | 有吉弘行がラジオで苦言を呈する |
| 7月13日 | 渡部が「ナイツ ザ・ラジオショー」で初の生説明 |
SNS反応 - 「渡部に落ち度なし」と大多数
良ちゃんへの批判
SNS上では、良ちゃんへの批判が圧倒的だった。
- 「事実確認もせず先輩をゴミ呼ばわりは筋違い」
- 「ネタとガチの区別がついてない」
- 「SNSで人を殺しかねない発言だよ」
- 「元々渡部に反感があったから oportunistic に叩いただけ」
渡部への擁護
一方で、渡部を擁護する声も多かった。
- 「渡部さん被害者だよ、プロデューサーが勝手に進めた話なのに」
- 「事務所がガチ声明出すくらいだから本気の問題」
- 「有吉さん言う通り、イジメが流行ってる」
業界の反応
ナイツ塙が漫才のネタにしたが、客にウケなかったという。塙は「俺鬼越トマホーク…」と言ったところで客が引いた様子だったと報告。SNS上では「ネタにするのにはまだ早い」「当事人が傷ついてる」という指摘も。
この騒動が示すSNS時代の問題
1. 確認なき告発の危険性
良ちゃんの行動は、「確認不足による冤罪」の典型例。渡部本人が出演を希望したわけではなく、すべてプロデューサーの独断で進めた話だった。SNSで即座に「告発」する culture が、誤解を拡大させた。
2. 事務所のガチ対応のインパクト
人力舎の声明は、業界に大きな波紋を呼んだ。通常は「ケンカ芸」で処理される他社芸人同士のトラブルに、事務所が法的なレベルで介入した前例は少ない。これは「SNS上の誹謗中傷は見逃さない」という明確なメッセージだった。
3. 有吉の指摘 - 「イジメが流行ってる」
有吉弘行の「イジメるのが流行ってるんですか?」という発言は、SNS時代の芸能界の病理を突いている。一度つまずいた芸人を「ネタとして消費する」風潮への警鐘だ。
渡部建とは? - 反省ビジネスの起点となった人物
渡部建は、2020年に起きた不貞問題で芸能活動を自粛。その後「反省ビジネス」と呼ばれる活動を展開し、「小さな事からコツコツ」というスタンスで復帰。2024年には単独ライブを開催し、地道な活動を続けていた。
しかし、良ちゃんはこの「反省ビジネス」に対して深い不信感を抱いていた。「表向き反省して裏ではお高くブランディング」しているという批判は、渡部の活動姿勢に対する根本的な疑念を示していた。
今回の騒動は、一度つまずいた芸人が復帰する際の周囲の複雑な感情を浮き彫りにした。
鬼越トマホークの良ちゃんとは?
鬼越トマホークは、強面の見た目と毒舌キャラクターで知られるお笑いコンビ。吉本興業所属で、YouTubeチャンネルは登録者数約57万人。相方の金ちゃんと組み、SNSでは过激な発言で話題になることが多い。
良ちゃん(坂井良多)は1985年生まれ、40歳。和彫りの刺青やスキンヘッドの風貌が特徴で、SNSでは「反○あるある」などの連載で話題を集めている。
今回の投稿についても、当初は「芸人特有の過激なネタ」と考える人も多かったが、人力舎の声明によって「ガチのトラブル」であることが明らかになった。
この騒動の今後
法的対応の可能性
人力舎は「到底看過できるものではありません」と明言。SNS上の投稿が削除されなければ、法的手段を検討する可能性も否定できない。
渡部の単独ライブ「渡部59秒」
8月22日に予定されている渡部の単独ライブ「渡部59秒」は、今回の騒動で逆にチケットが完売した。渡部は「おかげでチケットも全部売れちゃったよ」と苦笑。
有吉の仲介
有吉弘行が7月14日に渡部と鬼越の問題について「聴取」する意向を示している。有吉の存在が、両者間の和解の鍵になる可能性もある。
FAQ
Q: なぜ良ちゃんは渡部を「ゴミ」と呼んだのか? A: 渡部のトークライブ告知のために鬼越YouTubeへの出演を打診したが、渡部側から「出演は難しい」と断られたことに対し激怒した。良ちゃんは元々渡部の「反省ビジネス」に対して不信感を抱いていた。
Q: 渡部建は本当に鬼越YouTubeへの出演を希望したのか? A: いいえ。渡部本人は出演を希望していない。すべてプロデューサー(宮地謙典氏)が渡部の了承を得ずに独自に進めた出演打診だった。宮地氏自身が「すべて私の責任」と謝罪。
Q: 人力舎の声明はなぜ異例なのか? A: 通常、芸人同士のトラブルは「ケンカ芸」として笑いに変えるのが業界の暗黙の了解。しかし人力舎はSNS上の拡散が収まらないことから、法的な対応も辞さない姿勢で抗議声明を発表した。
Q: 有吉弘行はこの騒動についてどうコメントしたのか? A: 有吉はラジオで「イジメるのが流行ってるんですか?」と苦言を呈し、7月14日に渡部と関係者と食事する機会があり、そこで騒動について「聴取」する意向を示した。
Q: 渡部のトークライブ「渡部59秒」は開催されるのか? A: はい、8月22日に都内で開催予定。今回の騒動で逆にチケットが完売した。渡部は「おかげでチケットも全部売れちゃったよ」とコメント。
Q: この騒動は法的対応に発展するのか? A: 人力舎は「到底看過できるものではありません」と明言しており、SNS上の投稿が削除されなければ法的手段も検討される可能性がある。現時点では和解の動きもあり、有吉弘行の仲介にも注目が集まる。