有吉の壁 レギュラー放送終了 - 11年の歴史に9月末で幕
日本テレビ系の人気バラエティ「有吉の壁」が、2026年9月いっぱいでレギュラー放送を終了する。 MCの有吉弘行さんが7月15日の放送内で自ら発表した。10月以降は特番として不定期に継続する見込みだが、「50代・60代が見ない」という終了理由がSNSで賛否両論を呼んでいる。
2015年の特番から始まり、2020年にレギュラー化。芸人たちの即興ネタで家族を笑わせてきた「有吉の壁」の11年を徹底取材した。
TL;DR - 有吉の壁 レギュラー終了の要点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 番組名 | 有吉の壁 |
| ネットワーク | 日本テレビ系 |
| 放送枠 | 水曜よる7時 |
| MC | 有吉弘行、佐藤栞里 |
| 特番開始 | 2015年4月 |
| レギュラー化 | 2020年4月 |
| レギュラー終了 | 2026年9月いっぱい |
| 今後 | 10月以降は特番として不定期放送 |
| 終了理由 | 「50代・60代が見ない」 |
| 11年間のハイライト | TT兄弟、KOUGU維新など多数 |
有吉の壁とは? - 番組の概要と歴史
「有吉の壁」は、日本テレビ系列で放送されているバラエティ番組。MCの有吉弘行さんと佐藤栞里さんの下で、芸人たちがその場のひらめきでキャラクターやネタを生み出す「公開ネタ見せ」が番組の代名詞。
特番からレギュラーへ - 5年の道のり
| 年 | 内容 |
|---|---|
| 2015年4月 | 特番第1弾が放送 |
| 2015-2019年 | 複数回の特番を放送、人気を博す |
| 2020年4月 | 水曜よる7時枠でレギュラー番組としてスタート |
| 2026年7月15日 | レギュラー終了を発表 |
| 2026年9月 | レギュラー最終回 |
| 2026年10月以降 | 特番として不定期放送へ移行 |
なぜレギュラー化したのか?
特番時代の「有吉の壁」は、芸人が体を張って”壁(ブレイクの壁)“を越えようと大喜利やモノマネ、コントに挑む内容が視聴者に大ヒット。視聴率も好調で、2020年に水曜夜7時のレギュラー枠を獲得した。
有吉弘行が暴露した終了理由 - 「50代・60代が見ない」
番組内での発言
2026年7月15日の放送内で、有吉弘行さんはレギュラー終了を自ら発表。その理由について、「50代・60代が見ない」と暴露した。
「若い人はすごく観ていたんですよ。ただ、50代とか60代はほぼゼロ。キッズや若い人、お子さんがいるお母さんとかも観てくれていて(その世代の視聴率も)良かったんだけど、50代、60代は『有吉の壁』を観ないんだよ。やっぱり、その世代の人たちが観ないと、全体の視聴率が上がっていかない。人数が違うからね」
- 有吉弘行
視聴率の構造的な問題
有吉さんの発言は、日本のテレビ番組が抱える構造的な問題を突いている。
- 若年層: SNSやYouTubeで番組のハイライトだけを消費
- 高齢層: リアルタイム視聴を続けているが、「有吉の壁」のようなお笑い企画には興味を示さない
- ファミリー層: 子ども連れの親世代は観ていた
つまり、若者にウケても視聴率には直結しない。テレビを観ている実数が圧倒的に多い高齢層の支持を得られない限り、レギュラー番組としては成り立たないという現実が浮き彫りになった。
SNS反応 - 「50代・60代のせいにしないで」
有吉さんの発言には、SNSで賛否両論の声が上がった。
批判的な声
- 「有吉をヨイショする内輪ノリの番組はどの世代も観ないだろ」
- 「特番の時は好きで見てたけど、レギュラーになったら、似たようなことばかりで単に面白くなかっただけなのに、50代、60代のせいにされても…」
- 「おもろなかったで。有吉くん、謙虚さが必要やと思うで、いやマジで」
- 「結局、番組自体がマンネリ化しただけなのに、視聴者層のせいにするのは纳得いかない」
惜しむ声
- 「毎週観てたのに、なくなるのは寂しい」
- 「有吉さんの番組は家族で観るのが日課だった」
- 「特番ならまた観たい。レギュラーは確かに飽きてきた」
分析
SNS反応から見えてくるのは、番組のマンネリ化と視聴率の構造的な問題の両方だ。特番時代の新鲜さがレギュラー化で薄れ、かつ高齢層の支持も得られなかったことが、今回の終了に繋がったと考えられる。
11年間のハイライト - 生まれた人気キャラクターズ
「有吉の壁」からは数々の人気キャラクターやヒットフレーズが生まれた。
代表的な企画・キャラクター
- TT兄弟: 芸人が即興で作り上げた兄弟キャラ
- KOUGU維新: 機械いじりのコント企画
- 即興モノマネ: 芸人が瞬時にキャラを切换えるネタ
- 大喜利チャレンジ: お題に即答するスピード感
番組からブレイクした芸人は多数おり、お笑い界に与えた影響は小さくない。
10月以降の展開 - 特番として継続
完全終了ではない
今回の終了は”毎週のレギュラー放送”のみで、番組自体が完全になくなるわけではない。10月以降は特番として不定期に放送される見込み。
- 特番の放送時期: 節目やイベントに合わせたスペシャル
- 具体的なスケジュール: 今後の発表を待つ形
- MCの今後: 有吉弘行さんと佐藤栞里さんは特番でも引き続きMCを務める見込み
日曜夜7時の後番組は?
レギュラー終了後の水曜夜7時枠の後番組については、まだ正式な発表がない。テレビ業界では、若年層をターゲットにした新しい番組の構想が進んでいるとの噂もある。
テレビ業界への影響 - 「若者にウケても番組は存続できない」
「有吉の壁」の終了は、日本のテレビ番組が抱える根本的な問題を浮き彫りにした。
視聴率の構造的な課題
| 層 | 特徴 | 有吉の壁の視聴状況 |
|---|---|---|
| 10-20代 | SNS・YouTubeでハイライト消費 | 高視聴 |
| 30-40代 | ファミリー層、リアルタイム視聴 | 中視聴 |
| 50-60代 | リアルタイム視聴が多い | ほぼゼロ |
| 70代以上 | テレビ視聴時間が多い | 不明 |
テレビ局にとって、視聴率を稼ぐには高齢層の支持が不可欠。しかし、「有吉の壁」のようなお笑い企画は高齢層には刺さらなかった。
配信との競合
若年層はNetflixやYouTubeなどの配信サービスに流れ、テレビの前でじっくり視聴する層は限定的になっている。SNSで番組のハイライトだけを消費する傾向が強まり、テレビの価値が薄れつつある。
まとめ - 11年間の「壁」に感謝を
「有吉の壁」は2015年の特番から始まり、2020年のレギュラー化を経て、2026年9月いっぱいで毎週の放送に幕を下ろす。MCの有吉弘行さんが「50代・60代が見ない」と暴露した終了理由は、日本のテレビ業界が抱える構造的な問題を突いている。
特番時代の新鲜さと、芸人たちの即興ネタで家族を笑わせてきた11年間。SNSでは賛否両論あったものの、番組が生んだ数々のヒットキャラクターは、お笑い界に確実に残っていく。
10月以降は特番として不定期に継続するため、「有吉の壁」というブランド自体は消えない。また観られる機会があることを期待したい。